還暦からの海外旅行のススメ

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暮らし

2020.08.05

不思議の国イラン①

 

皆さんは、イランといって何を思い浮かべるでしょうか

砂漠の国。石油の国。イスラム教の国。

あまりメディアでは取り上げられず、取り上げられても、

大規模なデモやアメリカとの対立の話がほとんどです。

男の人は眼光するどく口ひげをはやし、

女の人は、全身黒ずくめで、近寄りがたい。

 

私もはじめは、そんなこわいイメージでした。

けれど、イランに派遣が決まって実際に行って生活してみたら、

思っていたのとは、大違い!

 

日本が好きな陽気な人たち。

話好きで、親切で世話焼きの人たちでした。

 

 

日本の生活とはかなり違うイランの世界を覗いてみませんか?

     

     

     

    イスラムの国  だけど。

    イランの正式名称は、Islamic Republic of Iran

    日本名は、「イラン・イスラム共和国」 通称 イランです。

    国の名前にイスラムがついているけど、

    お騒がせな過激派の「イスラム国」では、ありません。

    平和を愛する心優しい民族です。

    そして、イスラム教以外の人たちも住んでいます。

    アルメニア系の人は、キリスト教だし、ゾロアスター教の人もいます。

    だけど、イスラムの教えに従って国造りをしているので、

    公衆の場で、女性は、髪の毛を見せてはいけない、

    素肌や体の線を見せてはいけないなどの決まりがあります。

    イスラムの教えに従って、

    女の人は、頭にスカーフ(ヘジャブ)をかぶって、コート(マントー)を着ます。

    男の人は、半ズボンはダメですが、ほぼ普通の服装です。

     

    私のいたテヘランは、日本でいうと東京のような大都会なので、

    黒いチャドル(全身黒の服)の人ばかりではなく、

    カラフルなヘジャブやコートの人も多かったです。

    また、どの国でも若い子はお洒落です。

    女の人の美への意識は高く、整形も盛んです。

    鼻の真ん中に絆創膏を貼っている人は、

    高すぎる鼻を低くする整形をしているそうです。(羨ましい!)

    整形をしている人ばかりではないでしょうが、

    イランの女の人は美人が多いです。

    エキゾチックな顔立ち、大きな瞳、抜群のプロポーション。

    うらましい限りです。

    外ではスカートや肌を出す服が着られないので、

    その分、家の中では、

    結構派手な服を着ている人もいます。

    イスラム教の戒律を気にしない人も多く

    メッカに向かってお祈りを捧げる人も、

    首都テヘランでは、私は、あまり見かけませんでした。

    でも、休日の礼拝には、多くの人がモスクに訪れているようでした。

     

    暦が違う、休みが違う、時間が違う

     

    イランの暦でいうと新年は、春分の日で、大体3月21日か22日。

    その日が元日で1月1日になります。

    だから、西暦の1月1日は、イランでは、何も変化のない普通の日なのです。

    世界中がお祭り騒ぎで、カウントダウンしていても、

    イラン国内は、普段通りの平日。

    それがとても不思議でした。

    唯一、曜日だけは一緒ですが、休日は金曜日です。

    イランの多くの会社は、木曜日と金曜日がお休みで、

    土曜日、日曜日は、平日になります。

    また、サマータイムが採用されているので、時間も変わります。

    日本との時差は5時間半ですが、

    サマータイムが春分の次の日(3月21日か22日)から始まり、

    秋分の日の次の日(9月21日か22日)まであるので、

    変更する日は

    時計を合わせていないと大変。

    日本との時差は、4時間半になります。

    秋になると時計を遅らせるので、同じ6時起きでも、

    朝は1時間遅くまで寝ていられますが、

    春になると1時間早く起きなくてはいけません。

    そんな暦とか、時間とか、曜日とか、

    日本にはない習慣なので、

    なかなか慣れるのに苦労しました。

     

    おもてなしの国

    日本の田舎のように、親戚付き合いがとても盛んです。

    いろいろな行事になると、親戚中に出向いて挨拶をするのは当たり前で、

    親戚一同がお互いのお家を行き来して、一緒に会食します。

    ペルシャは絨毯(じゅうたん)が有名ですが、

    田舎では、椅子やテーブルではなく、

    絨毯の上で、二十人以上の親族が集まって、

    車座になって食事します。

     

    以前、イラン人の友人の22歳の誕生日パーティに呼ばれたのですが、

    親戚中が集まって、飲めや歌えのパーティでした。

    中庭に、ごちそうが並べられ、ケーキ入刀するときには、みんなが踊り出して、

    最後は、ディスコばりにミラーボールが回って、夜遅くまで大はしゃぎ。

    私が住んでいたマンションでも、時々、パーティがあるらしく

    夜遅くまで、音楽がなっている時がありました。

    イランの人たちは、おもてなしが大好きです。

    見知らぬ人も、食事しているところに通りかかると、

    一緒に食べて行きなさいと誘ってくれたりします。

    よく、お店に入ると、チャイを出してくれたり、おしゃべりで盛り上がったりしました。

    と言っても、私は、フェルシー(ペルシャ語)はよくわからないので、

    片言の英語で会話していましたけれど。

     

    目上やお年寄りに優しくて、バスなどにお年寄りが乗ってくると、

    若い人は、すぐに席を譲ります。

    私がバスに乗っていて、立っていると、

    わざわざここへ座りなさいと、勧めてくれる人がよくいました。

     

    人懐っこいイラン人はよく話しかけてきます。

    日本人を見かけると

    「チーニー?」とよく聞かれます。

    チーニーとは、中国人ということ。

    「ナー、シャパニー。」(いいえ、日本人よ)と言うと

    「おー、アイ ラブ ジャパニー」

    「ウェルカム ツゥ イラン」

    と言われます。

    日本って憧れの国みたい。

    日本の工業製品や車が優秀なので信用されているんですね。

    それに、少し古くなりますが、ドラマの「おしん」がテレビで放送されていて、

    視聴率が80%だったり

    「キャプテン翼」などの

    テレビアニメが放映されていたから、

    とても親近感を持ってくれているようです。

    私たちがイランを知らなくても、世界中で、トヨタやキティちゃんが

    日本のイメージを高めてくれている。ありがたいことです。

     

     

    まとめ

    イランって思ったよりも怖くない!

    面白い国です。

    また、英語もペルシャ語もほとんど喋れない私が、

    どうやって、暮らしていたのかなど、紹介したいと

    思います。

     

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    シニアトラベラーYoshiko

    定年後、ひょんなことからイランで単身赴任をすることに。休暇は、英語も話せないまま、15カ国以上ひとり旅。 大人になってからの旅の楽しみ方を発信していきます。

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